オルゴールをハンドメイドするのがプチブーム

最近は、色んな人が自作のオルゴールを作るようになりました。

ここ数年は昔と比べると確実に増えていて、プチブームといえるような状態になっています。

 

もちろん、ケースだけ作ってメカは私どもなどからお買い上げいただくのですが、プロ顔負けの出来栄えの方もいらっしゃいますし、木工などのプロの方が販売用に作ることもあります。

私達も半ばメカ屋みたいな感じになっていますが、色んなものをDIYや自作する方が増えたので、これも時代の流れかもしれません。

 

↑例として、バラバラの状態のオルゴ君オルゴール。

オルゴールのメカ部分は複雑ですが、他は割と単純なパーツで出来ているので、メカさえ入手できればさほど難しいことはないと思います。細かいことを気にしなければ意外と簡単に自作出来ます(ちなみに、オルゴ君のパーツだけの販売はしていませんが、伊豆オルゴール館の手作り体験工房で作れます)。

(ストッパーとかが必要なければ)オルゴールが固定されてて、巻きネジを巻ければよいのです。市販の木製の箱に穴を開けて、オルゴールにしてしまう人もいます。

※オルゴ君の巻きネジをほしいという人が結構いらっしゃるのですが、普通の巻きネジと違って所有数が少ないので販売していないです。ごめんなさい。

 

当店の運営元である伊豆オルゴール館でも伊豆の作家さんのハンドメイドオルゴールを置いていたりします。

ただ、正直申し上げると、オルゴールは雑音や個体差がありますから、品質がまちまちです。私どもは業界内では検品は厳しい方だと思いますが、完璧主義の傾向がある人には向いていないと思います(特に、安いものは)。

興味がある人はメカのページへどうぞ。

 

実は、現代のオルゴール職人というと、オルゴール工場やメーカーで働いている人か、アンティークなどの修理人かということになってしまうのですが、もしかしたら、こういうことをキッカケに金属加工なども含めて一からオルゴールを作れる人も出てきてくれるかもしれませんね!